鉄棒にぶら下がると身長は伸びるのか?

鉄棒ぶら下がりで身長は伸びるのか?
子どもの身長を伸ばすには、鉄棒などにぶら下がる行為が良い効果がある、そんな話を聞いたことがあります。

ぶら下がることで体にはどのような影響があるのか、子どもの身長を伸ばすことにつながるのか、さまざまな角度から調査してみました。

子どもの身長が伸びることと、ぶら下がる行為について見ていきましょう!

ぶら下がり運動による子どもの身長への影響とは?

鉄棒を始めとするぶら下がる運動は、子どもの身長とはどのような関係があるのでしょうか。

身長が伸びるという説もあるだけに、実際はどうなのか気になる親御さんも多いはずです。

ぶら下がり運動が与える子どもの身長への影響について、詳しく調べてみました。

ぶら下がり運動と、子どもの身長への影響について詳しく見ていきましょう!

鉄棒を利用したぶら下がり運動で子どもの身長は伸びるのか

鉄棒やぶら下がり健康機などにぶら下がると、身長が伸びたという説があります。

実際に身長が伸びた経験を持つ方もいますが、子どもたちの身長がぶら下がり運動だけで伸びるかどうかで言えば、伸びないといえます。

鉄棒などにぶら下がる行為は、身長を伸ばすにはプラスに作用するものです。

ですが、ぶら下がり運動だけで身長を伸ばそうというのは、少々無理がある話であり、子どもの身長を伸ばすには血行促進や、骨端線への適度な刺激が必要となることがわかっています。

ぶら下がり運動は骨端線に対し、陰圧をかける運動として知られています。

しかしどのくらいの時間ぶら下がれば、子どもの身長を伸ばす効果があるのか、ぶら下がる方法や詳細情報などはほとんどわかっていません。

ぶら下がる行為が骨端線に刺激となることは確かなことでも、適度な範囲がわからないままであることと、実際に身長が伸びたという実績が不十分なために、正式な答えとしては伸びないといえます。

そういった意味では多少の骨端線への刺激は認められるものの、ぶら下がり運動単体で子どもの身長が伸びるとは言えず、鉄棒にぶら下がっても、身長が伸びた気がするだけ、ということも多くあることです。

ぶら下がり運動で身長が伸びたように感じる理由

ぶら下がり運動をすると、誰でも少し身長が伸びたような気がします。

数ミリ程度は伸びたんじゃないか、そんな風に感じるのはどうしてなのでしょうか。

人間の体には背骨を構成する椎間板があります。

この椎間板は脊椎を構成する24個の骨と骨の間にあり、衝撃を受けても吸収しやすくなるよう水分が多い軟部組織です。

椎間板は重力の影響を受けて、1日の間で1~2センチ程度伸び縮みしており、日中は重力の影響で縮み、夜間は寝ているため重力の影響を縦には受けないので伸びると言われています。

この理論の通り、朝は身長が少し伸び、日中は縮むことがわかっています。

これらのことから、ぶら下がり運動は、回数をお多く、できるだけ長時間行うことで、椎間板を伸ばすことができると考えられています。

しかし実際に伸ばすには、回数や何時間もの時間が必要であることから、実際には、椎間板を含む背骨へのストレッチ効果により、身長が伸びた気がするといえるでしょう。

また、姿勢をの悪い方なら、姿勢を正した状態でぶら下がります。

そのためぶら下がり運動のあとは、姿勢が正された状態のため、自分自身もすっきりした感じがしたり、背筋が伸びた状態のために、身長が伸びたように感じます。

しかしこの場合は、身長は伸びていないので、まさに身長が伸びた気がするだけになります。

逆ぶら下がり運動の効果は?子どもがやっても大丈夫?

1970年代にぶら下がり健康器が大ヒットして、部屋の奥や物置に眠らせている方も多いと思いますが、現代では逆ぶら下がり健康器というものがあり、密かな人気となっています。

この逆ぶら下がり健康器は、主に血流促進の効果が期待でき、商品によっては筋トレができるものもあります。

平均的な効果としては、逆さまになることで血行促進を促し、腰痛や肩こりの改善を目指すことが多いです。

商品によって筋トレができる場合でも、血流を促進した状態でトレーニングが可能となるメリットがあります。

こうした効果がある逆ぶら下がり健康器は、身長との関係はどうなのかというと、ほとんど何の効果もありません。

血行促進効果は同じように期待できますが、子どもの身長を伸ばす効果があるかどうかで言えば、関係がないか効果があっても非常に薄いといえます。

さらに、子どもが逆ぶら下がり健康器を使う場合は、器具によっては危険が伴うケースがあります。

大きな傾斜で逆さにぶらさがる場合は、保護者の付き添いが必要であることや、浅い傾斜にすることが必要とされています。

具体的な使用年齢の制限ははっきりしない商品が多く、子どもが使用する場合は浅い傾斜や保護者の付き添いが必要だと言う条件が多いです。

子どもが血行促進やストレス解消のために使用することは可能でも、身長を伸ばすために使うことは根拠がありません。

子どもの体を引っ張ることと身長を伸ばす関係

子どもの体を引っ張ると身長を伸ばせるという話を聞いたことがあるでしょうか。

牽引機やぶら下がり健康器などを使うことは、体を引っ張りストレス発散や血行促進、各種トレーニングにはなるものの、身長との関係はほとんどなく、科学的根拠もありません。

骨端線に陰圧をかけることは可能でも、他の運動に比べると効果が小さく、一時的に効果が得られるような気がするだけということも良くあります。

そのため、体を引っ張ることは、骨が成長する効果は期待できず、姿勢を正す効果は期待できるといえます。

子どもの身長を伸ばすために必要なものは、「成長ホルモン」「甲状腺ホルモン」「性ホルモン」が重要で、全身運動によるホルモン分泌が課題となります。

全身運動をすることは、子どもの成長ホルモン分泌を促進し、食欲増進や深い眠りにも良い効果を発揮します。

こうした適度な全身運動と適切な各種ホルモンの分泌、食事や睡眠とのバランスが整うことが、子どもの身長を伸ばすことにつながり、より良いサポートとなります。

身長を伸ばしたいなら鉄棒にぶら下がるより適度な運動がおすすめ

鉄棒やぶら下がり健康器にぶら下がることで、身長が伸びた人もいるでしょうが、タイミングやその他の生活習慣により、偶発的に伸びたと考えられます。

実際に子どもの身長を伸ばすには、ぶら下がり運動をするよりも、適度な全身運動をすることが必要で、全身の血行促進と、骨端線への陰圧をかけることが重要なポイントになります。

運動をするといっても、部分的な運動をするのではなく、全身を使って動くスポーツがおすすめです。

例えば、球技などはそれらを適えるスポーツで、縦・横の動きが含まれていることがその要因です。

特にジャンプなどの跳躍運動は、適度な範囲で骨端線に刺激を与えます。

骨端線とは、成長期の子どもの骨だけに見られるもので、骨と骨のつなぎ目にある関節の近くに横線状に見えるラインのことです。

跳躍運動をすると骨端線に刺激を与え、周辺の血流を活性化させるため、骨の元となる軟骨を増殖させるため、身長を伸ばす効果も高くなります。

また全身運動は成長ホルモンの分泌にも深いかかわりがあるので、ますますの成長を伸ばす効果が期待できるようになります。

子どもの身長を伸ばすには、ぶら下がる以外にも、全身運動を取り入れて、できれば跳躍運動なども積極的な球技がおすすめだといえます。

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