子供の平均身長の今と昔の違い(平均身長の移り変わり)

子供の身長の今と昔を調査子どもの身長は1か月と言わず、気づかない間に5センチ、10センチと成長することがあります。

年々子どもの平均身長は高くなっており、そんな中でうちの子どもは背が低いのではないかと心配になる親御さんも増えています。

子どもの平均身長と、成長がグンと高まる成長期の関係を詳しく調べてみました。

今と昔でどう違う?子どもの平均身長の推移

現代の子どもは年々身長が高くなり、年代別に見ても男女ともに大きく成長していると言われています。

日本人は古来より外国人からチビだと認識され、あまり身長が大きくならないイメージが強かったのですが、今と昔ではチビとは言えないほどの成長があるようです。

どのような違いがあるのか、子どもの平均身長の推移を見ていきましょう。

世代別平均身長を過去100年で見てみよう!

小学生、中学生、高校生の3つの年代に分けて、平均25年の間隔で100年間の子どもの平均身長の推移を見ていくと、1900年から2000年にかけて、どの世代の子どもたちも10センチ以上、平均身長を伸ばしていることをご存知でしょうか。

男の子の世代別平均身長の推移女の子の世代別平均身長の推移

年齢/西暦 1901 1925 1950 1975 2000 2008


6 107.0 107.6 108.6 115.1 116.7 116.7
7 110.9 112.1 113.6 120.9 122.5 122.5
8 116.1 117.3 118.4 126.0 128.1 128.2
9 120.0 121.8 122.9 131.6 133.6 133.7
10 123.9 126.4 127.1 136.4 139.1 138.9
11 127.9 130.3 131.1 142.0 145.3 145.3


12 133.9 135.8 136.0 148.6 152.9 152.6
13 140.0 142.1 141.2 156.1 160.0 159.8
14 147.0 149.7 147.3 162.2 165.5 165.4



15 152.1 155.2 154.8 166.1 168.6 168.3
16 156.1 158.8 159.3 167.9 170.1 170.0
17 157.9 160.6 161.8 168.8 170.8 170.7

年齢/西暦 1901 1925 1950 1975 2000 2008


6 104.8 106.1 107.8 114.4 115.8 115.8
7 110.0 110.9 112.8 120.1 121.7 121.7
8 113.9 116.1 117.6 125.5 127.5 127.5
9 119.1 120.3 122.1 131.6 133.5 133.6
10 123.9 125.2 126.6 137.6 140.3 140.3
11 127.9 130.6 131.7 144.2 147.1 146.8


12 133.0 137.3 137.3 149.6 152.1 152.1
13 137.9 142.7 142.5 153.2 155.1 155.1
14 143.0 146.7 146.6 155.0 156.8 156.6



15 144.8 148.2 150.2 155.7 157.3 157.3
16 146.1 149.7 151.8 156.2 157.7 157.7
17 147.0 150.3 152.7 156.3 158.1 158.0

※表参照:日本人の子供たちの平均身長推移(過去100年間)

特に平均身長が伸びているのは男子では13歳で、1900年は平均140.0センチだったのが、2000年には平均160.0センチと、20センチも平均身長が伸びています。

女子は13歳よりも12歳の時の方が伸びており、1900年では平均133.0センチだったのが、2000年では平均152.1センチと、19.1センチも成長しています。

男女ともに、6歳から17歳までの年代で100年間の平均身長を見ていくと、すべての年代で10センチ以上の平均身長の伸びが認められ、男子は10歳~15歳の間、女子は9歳から13歳の間で15センチ以上の成長が認められます。

平均身長で見ると身長の伸びのピークは、男子は13歳、女子は12歳が著しいといえます。

ですが不思議なことに2000年を過ぎてからは、どの年代でも身長が伸び悩み傾向で、大きく平均身長が伸びているとは言えません。

数ミリから1~2センチ程度の間で、伸びているか横ばいか、場合によっては数ミリ縮んでいる年代もあり、2000年以降は平均身長としては大幅な伸びはありません。

2000年以降大幅な平均身長の伸びがないことは、食生活との関係が深いと推測されています。

古墳時代・江戸時代の平均身長は?一度縮んで伸びた訳

一部調査では、古墳が多く作られていた奈良時代の成人の平均身長は、男性163センチ、女性152センチだったと言われています。

2000年以降の子どもの平均身長と比べても、少し小柄な程度で、決して低すぎるわけではありません。

江戸時代に入ると、男性155~157センチ、女性143~145センチと、平均身長が縮んでしまっているデータがあり、徳川家康は159センチで、当時としては大柄な男性だったという記録が残っています。

長い年月をかけて日本人の平均身長が縮んだ理由として、食べる食材が変化したことが影響していると考えられています。

古墳時代は狩猟が中心で、肉や魚を食べることが多かったのに対し、江戸時代は穀物や野菜中心の食生活にシフトしたために、動物性タンパク質の摂取が少なくなったからだと言われています。

1900年以降を見てみると、日本人の食生活は欧米化したと言われるようになり、2000年以降も肉を多く食べるように変化してきました。

米離れや和食離れなども問題視されるようになったことを考えると、全体的に穀物や野菜を食べなくなっているといえます。

こうした食生活の変化から、現代の子どもたちの食生活が古墳時代に近づいていると考えることができ、子どもたちの平均身長が大幅に伸びたのは、動物性タンパク質を多く摂取しているからだと考えることができます。

成長スパート期で見る子どもの身長の推移

子どもの成長期は大きく分けて2種類あると言われています。
生まれてすぐの成長期と、第二次成長期です。

第二次成長期の中でも、特にグングン身長が伸びる時期のことを、成長スパート期、ラストスパート期などと呼び、大きくなる方では年間10センチ以上も身長が伸びます。

成長スパート期がいつ頃なのか、詳しく見ていきましょう!

年間10センチも夢じゃない!成長スパート期を解説

子どもの身長は、第二次成長期のころを境にグングン伸びる傾向があります。

具体的には第二次成長期の少し前にグングン成長し、第二次成長期が始まると、ほとんどの子どもは大幅な成長が認められなくなります。

このグングン伸びる時期を成長スパート期といいます。

男子なら13歳ごろ、女子なら11歳ごろがこの成長のスパート期にあたり、この成長スパート期にどれだけ身長を伸ばせるかによって、個人の生涯の成長が決まることがあります。

10歳から15歳までの身長の伸び幅を比較すると、男子は28~29センチ、女子は17~20センチ程度も伸びることがわかっています。

成長スパートとは?
思春期の急激な身長の伸びは、「成長スパート」と呼ばれています。
成長スパートの開始年齢は、個人差がありますが女子では11歳、男子は13歳頃にピークになります。
この時期は身長が8~9cmも伸び、子どもから大人へと体が大きく成長します。
出典:「成長スパート」を知って、身長を伸ばそう | 健康・医療トピックス | オムロン ヘルスケア

男子は成長スパート期を過ぎても、数ミリから数センチ程度伸びることがありますが、女子は伸び悩み傾向で、1,975年以降14歳以上になると、年間1センチ程度しか伸びないこともあります。

男女ともに第二次成長が始まると身長が伸びなくなる傾向で、特に女子は初潮が来るとミリ単位での成長程度になることが多いです。

男女間では、女子の方が11~12歳ごろが成長スパート期にあたり、男子よりも早く成長のピークを迎え、短い期間で成長が穏やかになる傾向です。

対して男子は、女子よりも少し遅めの13歳ごろが成長スパート期で、比較的女子よりも大幅な伸びを示し、最大で30センチ近く伸びるお子さんもいるほどで、成長期間も長めにピークを保つ傾向があります。

成長スパート期はいつ頃来るの?見極め方を紹介

成長スパート期は個人差があるものの、全体的には大幅に伸びていると感じたときをスパート期だと判断するものです。

平均的な見極め方として、男女ともに10~15歳の間に、月に1回ほど定期的に身長を測ります。

前回の計測から3回連続で、通常の伸び幅よりも大幅に伸びているときが、成長スパート期だと判断する方法です。

何センチ以上などのように目安はなく、普段の伸び幅が1か月あたり1センチに満たない場合、一気に2~3センチも伸びているなど、明らかに大幅な伸び幅を確認できたときで判断してください。

1か月に3センチの伸び幅が3か月も続くと9センチ、明らかに見た目にも成長が認められますので、このチャンスをしっかりと有効活用すべきです。

こうした成長スパート期を確認できたら、身長を伸ばすために必要な栄養成分を積極的に摂取して、生活習慣も身長が伸びやすいように配慮すると良いでしょう。

一般的には栄養バランスの良い食事、タンパク質やカルシウムを意識したメニュー、適度な運動と十分な睡眠時間を確保することで、子どもの身長を伸ばすことに貢献すると言われています。

また、この時期は運動部に所属しているお子さんには、運動を控えさせることも考えておきましょう。

急激に骨が成長するときは、激しい運動をすることが体に負担となることがあるからです。

普段のジョギングなどの運動をしているだけでも、関節に痛みを感じることもあるので、このような成長痛を感じているときは、部活動を休むか、見学させるなど、思い切った配慮が必要です。

急激な成長スパート期が落ち着き、関節などの痛みがなくなるまでの間は、せめてストレッチなどで体をほぐす程度にするなど、指導者と相談することも良い方法です。

痛みが気になり、日常生活にも支障が出る場合は、整形外科を受診して異常がないか確認することも必要です。

関連記事

MAX GPC αの気になるところ

子供の身長が伸びない病気とその改善・治療法

HGH協会と身長の関係

HGH協会とは?HGH協会が認証する成長サプリメントの特徴について調査